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140字のやつ2

某所でやっている140字のお題です


▼主守
『黒』と『揺れる』
キスをしながら夢中で猪狩の穿いているジャージをずり降ろすと、黒い下着が目に入った。部活や体育で散々派手なパンツを見ていたオレは一瞬だけ手が止まる。怪訝そうに揺れるブルーの瞳。なるほど、これは猪狩の勝負下着らしい。確かに胸の奥がキュンとしたオレは、再び猪狩の唇を塞ぐのだった。

『信号』と『はい』
信号機は赤だった。横断歩道、猪狩と二人で立っていた。間もなく信号は青に変わったが、二人とも動かないまま再び赤になった。いつもこうだ。オレと猪狩の間にはいつだって赤信号が邪魔をしている。ただ一言、お前さえ「はい」と返事をしてくれれば、オレは何もかも投げ出して渡り切る自信があるのに

『傘』と『名前』
下駄箱の中に突っ込まれていた折り畳み傘を差し出すと、そんなものは知らないよと返された。証拠はあるのかい?などと余裕をかましている猪狩に、オレは傘に書かれた名前で呼びかけてやった。みるみる顔を赤くする猪狩に、オレは一緒に帰ろうと提案をする。お前のその顔もぜんぶ傘の中に隠してしまうよ

(テンションが上がって勝手に書きました)
好きだとも嫌いだとも、オレは猪狩に対して言ったことがなかった。まして愛しているなどとどの口が言うのだろうか。言われた方の猪狩はきょとんとしている。かすかに動いた猪狩の唇を己のそれで塞ぐと吐息が漏れた。もう一度。何度でも。猪狩。返事は、10年分のキスが済んでからにしてくれ。


▼主進
『花』と『揺れる』
ティーカップを置くとガチャリと大きな音が鳴って僕は慌てて謝った。笑う彼を見ていると余計に落ち着かない。心臓のドキドキが指の先まで伝わってしまったかのようにカップが揺れる。「この紅茶、進くんみたいな花の匂いがする」彼は美味しいと言って笑ったが、僕にはさっぱり味が分からないのだった。

『知らない』と『机』
「じゃあ二次会行くぞー」チームメイトの声に腰を上げようとしたところだった。机の下、そっと絡められる手の平。驚いて隣を見ても、俯いた彼は何も言わなかった。こんな彼を、僕は知らない。途端熱の集まる顔、僕は何も言えないまま、繋がった手の平をそっと握り返した。


▼主友
『例えば』と『面倒』
友沢は弟妹の面倒をよくみるいいお兄ちゃんである。今も二人を寝かしつけて戻ってきたところだ。しかしたまにはもう少し気を許して、オレに頼ったりすればいいのだ。「友沢はしっかりしすぎ」「例えば?」食器を洗う友沢の首筋に唇を押し付けると赤い顔ではねのけられた。ほら、そういうところだよ

こういうときの友沢は少し面倒くさい。例えばスーパーの特売がある日、バイトが忙しい日、弟妹のために都合を空けなければならない日。そんなときはただ一言だけオレに言えばいいのに、それが出来ないのだ。やれやれと息をつきオレは友沢に告げる。オレは、お前のそういうところがたまらなく好きだよ。

『太陽』と『弁当』
たまにはこうやって公園で食べるのもいいもんだろ?弁当は早々に食べ終わったらしい、芝生に寝転がりながら言う。その笑顔がなんだか見ていられなくて、オレは黙って箸を動かした。青い空、白い雲、初夏を感じさせる風は心地良い。空を見上げると太陽はやっぱり眩しくて、オレはほんの少しだけ笑った。

『病』と『ペン』
「恋の病かもしれない」隣で勉強していたパワプロが蒼白な顔で言うので、友沢はペンをおいて教科書を閉じた。オレ、今日友沢のことばっか考えてるんだ。真剣な顔が面白く、気分の良くなった友沢は目の前の唇を掠めるように奪った。これで、今日だけじゃなくずっとオレのことを考えるようになるだろう

『愛』と『もし』
愛よりも金が欲しい。言うと、「友沢は馬鹿だなあ」と笑って再び引き寄せられた。何度も振り払った手なのに、それは相変わらず温かく友沢に触れた。もしこの手を取ってしまったら、もう戻れなくなるだろう。知らなかった頃には帰れない。帰り道など、とうの昔に忘れてしまったというのに。


▼進守
『そんな』と『答え』
「それが兄さんの答えなの?」差し向けたナイフは取り上げられ、今は僕の方に向けられていた。「あ…そんな…ボクは…」渇いた音が響く。「兄さん。やるならちゃんととどめを刺さなくちゃ。狙うならここだよ」兄の左胸に触れると、確かに脈打っていて温かかった。


▼友進
『吐息』と『恋』
恋の成就は友沢の頬をだらしなくさせるのに十分であった。視線が絡まり吐息が交わる。「そんな目で見ないで」友沢、と呼びかける彼こそ熱を孕んだ目でこちらを見るのだった。傍に寄る度香ったあの甘い匂い、今は自分の腕の中にある。頬の絆創膏に唇を寄せ、友沢は決意も新たに思いきり抱きしめた。


▼主神(主人公×神高)
『金額』と『月』
金額にしてひとつ105円、揃いのカップを割り捨てた恋人はいきなりオレを殴った。「せっかく一緒に買いに行ったのにどうして割るの」「気に入らないから」「どうして殴るの」「君が嫌いだから」じゃあ、どうして泣くの。隠れて嗚咽を漏らす彼を抱きしめ、オレは月並みな言葉でもう一度愛を告げた。


▼神進(神童×進)
『スカート』と『肌』
スカートを穿けば女の子になれるなんて思っていない。神童さんは僕の格好に目を白黒させている。その顔が愉快で、僕は裾を翻して彼に抱き着いた。いくら肌を合わせても埋められないものがある。それでも僕はいつもの通り知らないふりをして、愛しい神童さんに唇を寄せた。



こんなものを堂々と垂れ流していると思うと大変恐ろしいですね
ツイッター万歳!
激闘第一の配信が待ち遠しくて主友妄想に力が入ってましたね
配信の結果は、みなさまご存知の通りですけども!

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