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空が青すぎて

空が青すぎて (主人公×友沢亮)

 友沢の髪は、見た目よりも意外と柔らかい。そういうことに気付いたのは、最近になってからだ。髪が立っているのは、寝癖を直していないだけなのだということも知った。イケメンというのはこんなところまでずるいのだ、寝癖がそのまま丁寧にセットされた髪型のように見えるのだから。そんなことを考えながらこねくり回していると、うっとうしそうな顔をした友沢が言う。
「やめろ」
 しかし、その声には存外に迫力がない。これも最近のオレが知ったこと。友沢は、触られることがきらいではない。むしろ、こういったスキンシップを好ましく思っているようだ。かわいいなあ。思わず、グラウンドでよく見かける犬にするみたいに顎の辺りを撫でると、さすがに友沢から抗議の声が上がった。
「やめろ。オレは犬じゃない」
 でもオレは知っている。オレが犬の首元を撫でて一緒に遊んでいるとき、友沢がもの欲しそうな目でこちらを見ていることを。だからオレは、友沢に何を言われてもにこにこするほかないのだ。
 髪を触って顎を撫でてその首元に手を置いたその瞬間、オレは勢いよく引っ張られて驚いた。瞬きするうちに唇が重なっている。すぐに離れて、もう一度。犬に噛まれたようなキスに、オレは目を白黒させる。
「友沢、ここ、外だぞ。あと、部活の休憩中」
 友沢は知らん顔している。二人して地べたに座っているから、さながらお座りのポーズだ。オレは躾がなっていないので、そっぽを向く友沢の顔を捕まえて、その唇に噛み付いた。




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私の書く友沢くん堪え性なさすぎるな

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