犬も食わないなんとやら
犬も食わないなんとやら(主人公×猪狩守)
「だから何回言ったら分かるんだよ、猪狩!」
「それはこっちのセリフだね。キミこそ何度同じことを言わせるつもりだい?まあ、キミの頭では、理解出来ないことも致し方ないけどね」
「なんだと!」
「なんだい」
いつものように隣で賑やかに言い争っているパワプロくんと猪狩くんの声を聞きながら、練習後の疲れた身体を引きずるようにして着替えをしているオイラの名前は矢部明雄というでやんす。
いつものことなので、オイラを含めたチームメイトたちも全く意に介さず、各々好きに会話を続けている。矢部、昨日のテレビ見た?昨日オイラはガンダーロボの一挙放送を見てたでやんす。
それにしても、名門あかつき大附属高校野球部のあの厳しい練習のあとでこんなにも元気にじゃれているのは正直すごいと思うでやんす。それも飽きることなく連日、毎日、きっかり欠かすことのない日課のように。だからついオイラの口からぽろりと零れ落ちてしまったのは、仕方のないことだと思うでやんす。
「パワプロくんと猪狩くん、本当に仲がいいでやんすね。毎日、飽きないんでやんすか?」
「ちょっと矢部くん、これのどこが仲がいいっていうの?」
「お互い、相手のことが好きなのがバレバレでやんす」
「オレ、べつに猪狩のことなんて全然好きじゃな、い…」
パワプロくんが変なところで言い淀んだので、どうしたのかとオイラも顔を上げて、そしてすぐに合点がいった。
誰の目から見ても明白に、はっきりと、如実に、猪狩くんが真っ赤な顔をして固まっていたのでやんす。それを見たパワプロくんもつられたように赤面してしまって、二人の間に妙な沈黙が漂う。
しかし、それもまたいつものように「二人の間にだけ」起きたことでやんす。オイラを含めた周りのチームメイトたちは、「今更かよ〜」という感想しかなく、相も変わらず各々好きなおしゃべりを続けている。
真っ赤になった猪狩くんをつっついて、パワプロくんもまた赤くなっていて、やれやれでやんす。あかつき大附属高校野球部の部室は、今日も平和でやんすねえ。
了
ーーーーーーーーーーーーー
毎度ご無沙汰しております。
今年もパワフルカップにサークル参加する予定でございますので、何卒よろしくお願いいたします〜!
日にちが近くなったらまた詳細をお知らせいたします^^
「だから何回言ったら分かるんだよ、猪狩!」
「それはこっちのセリフだね。キミこそ何度同じことを言わせるつもりだい?まあ、キミの頭では、理解出来ないことも致し方ないけどね」
「なんだと!」
「なんだい」
いつものように隣で賑やかに言い争っているパワプロくんと猪狩くんの声を聞きながら、練習後の疲れた身体を引きずるようにして着替えをしているオイラの名前は矢部明雄というでやんす。
いつものことなので、オイラを含めたチームメイトたちも全く意に介さず、各々好きに会話を続けている。矢部、昨日のテレビ見た?昨日オイラはガンダーロボの一挙放送を見てたでやんす。
それにしても、名門あかつき大附属高校野球部のあの厳しい練習のあとでこんなにも元気にじゃれているのは正直すごいと思うでやんす。それも飽きることなく連日、毎日、きっかり欠かすことのない日課のように。だからついオイラの口からぽろりと零れ落ちてしまったのは、仕方のないことだと思うでやんす。
「パワプロくんと猪狩くん、本当に仲がいいでやんすね。毎日、飽きないんでやんすか?」
「ちょっと矢部くん、これのどこが仲がいいっていうの?」
「お互い、相手のことが好きなのがバレバレでやんす」
「オレ、べつに猪狩のことなんて全然好きじゃな、い…」
パワプロくんが変なところで言い淀んだので、どうしたのかとオイラも顔を上げて、そしてすぐに合点がいった。
誰の目から見ても明白に、はっきりと、如実に、猪狩くんが真っ赤な顔をして固まっていたのでやんす。それを見たパワプロくんもつられたように赤面してしまって、二人の間に妙な沈黙が漂う。
しかし、それもまたいつものように「二人の間にだけ」起きたことでやんす。オイラを含めた周りのチームメイトたちは、「今更かよ〜」という感想しかなく、相も変わらず各々好きなおしゃべりを続けている。
真っ赤になった猪狩くんをつっついて、パワプロくんもまた赤くなっていて、やれやれでやんす。あかつき大附属高校野球部の部室は、今日も平和でやんすねえ。
了
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毎度ご無沙汰しております。
今年もパワフルカップにサークル参加する予定でございますので、何卒よろしくお願いいたします〜!
日にちが近くなったらまた詳細をお知らせいたします^^
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