僕の恋人
主人公×猪狩進
僕の恋人
僕は、男だ。いくら中性的な顔立ちであっても、料理が上手くても、髪が長くても、男であることは変わらない。そして、恋人も正真正銘の男である。
「進くん」
夕食後、ソファで隣り合ってテレビを見ていた恋人が、唐突にしなだれかかってきて、頬に口付けを落とした。そのまま好きにさせていると、いつの間にか彼は僕の結んでいる髪に手をかけて、結わいていたゴムをとってしまった。ゆっくりと組み敷かれて、ソファの上に僕の髪が散らばる。それを一房、愛おしそうに持ち上げた恋人は、口元に近づけてキスをするのだった。こちらを見つめる視線はいやに熱っぽい。
「パワプロさん。急ですね、どうしたんですか?」
「恋人としたくなるのに、急も理由もないよ」
チュ、チュ、とリップ音がして、彼は僕の頬に口付けている。このまましてもいいかと尋ねる、彼からのサインだった。そんなことを聞かれなくても、僕の答えは決まっているのに、彼はとても律儀で真面目だ。共に暮らすようになってしばらく経つのに、そういうところがたまらない。好きだと思う。いつの間にか僕の方も期待が高まって、下腹部に熱が集まっているのが分かった。
キスを繰り返す彼に、僕はぎゅうと抱き付く。これが、僕からのオーケーのサイン。それにパワプロさんは嬉しそうに笑って、再三頬にくっ付けていたそれを、今度は僕の唇に重ね合わせるのだった。目を閉じると、すぐに彼の舌が差し入れられる。待ち切れなくて、僕の方から絡ませた。
「進くん」
行為のとき、彼は僕の名前を呼ぶ。とにかく、たくさん呼ぶ。そうされることを僕が好むのを知っているのか、知らないのか、僕からは何も言ったことがないけれど、彼は甘く熱く何度でも僕の名前を呼ぶのだった。耳の中に直接息が掛かるように呼び掛けられると、いやでも反応してしまう。ゾクリ、背中から這い上がるように欲が高まる。
着ていた服をたくし上げられ、彼は僕の胸元に舌を這わせた。何度も言うように僕は男なので、そこに膨らみもなければ、柔らかさもない。ついでに言うと、僕はそこを刺激されることに、さして快感を得ることはないのだった。何しろ、僕は男なのである。
「進くん…」
ズキンと痛むほどに、下腹部に熱が籠る。胸を触られて決して気持ち良いわけではないのに、彼にそうされるのは好きだったし、興奮した。僕が彼を求めているように、彼も僕を求めているのだと思うと、どうしようもなく気持ち良かったし、心のいちばん深い部分が濡れていく。僕は、彼に欲情している。
「パワプロさん」
「ん、なあに?」
「もっと、してほしい…です」
ぽかん、少しだけ驚いたような顔を見せた彼はすぐに破顔して、僕を思い切り抱き締めるのだった。
「もー進くんずるい!好き!大好き!」
「僕も大好きです」
二人して顔を見合わせて笑って、そのまま口付けを交わすのだった。夜はまだ長い。
了
ーーーーーーーーーーーーーー
進は胸を触られても吸われてもべつに気持ち良くはないんだけど、大好きな主人公にそうされるのは好きだし気持ち良いっていうそういうあれ
たまらん
主進、いきなりめちゃくちゃ書きたくなる。
僕の恋人
僕は、男だ。いくら中性的な顔立ちであっても、料理が上手くても、髪が長くても、男であることは変わらない。そして、恋人も正真正銘の男である。
「進くん」
夕食後、ソファで隣り合ってテレビを見ていた恋人が、唐突にしなだれかかってきて、頬に口付けを落とした。そのまま好きにさせていると、いつの間にか彼は僕の結んでいる髪に手をかけて、結わいていたゴムをとってしまった。ゆっくりと組み敷かれて、ソファの上に僕の髪が散らばる。それを一房、愛おしそうに持ち上げた恋人は、口元に近づけてキスをするのだった。こちらを見つめる視線はいやに熱っぽい。
「パワプロさん。急ですね、どうしたんですか?」
「恋人としたくなるのに、急も理由もないよ」
チュ、チュ、とリップ音がして、彼は僕の頬に口付けている。このまましてもいいかと尋ねる、彼からのサインだった。そんなことを聞かれなくても、僕の答えは決まっているのに、彼はとても律儀で真面目だ。共に暮らすようになってしばらく経つのに、そういうところがたまらない。好きだと思う。いつの間にか僕の方も期待が高まって、下腹部に熱が集まっているのが分かった。
キスを繰り返す彼に、僕はぎゅうと抱き付く。これが、僕からのオーケーのサイン。それにパワプロさんは嬉しそうに笑って、再三頬にくっ付けていたそれを、今度は僕の唇に重ね合わせるのだった。目を閉じると、すぐに彼の舌が差し入れられる。待ち切れなくて、僕の方から絡ませた。
「進くん」
行為のとき、彼は僕の名前を呼ぶ。とにかく、たくさん呼ぶ。そうされることを僕が好むのを知っているのか、知らないのか、僕からは何も言ったことがないけれど、彼は甘く熱く何度でも僕の名前を呼ぶのだった。耳の中に直接息が掛かるように呼び掛けられると、いやでも反応してしまう。ゾクリ、背中から這い上がるように欲が高まる。
着ていた服をたくし上げられ、彼は僕の胸元に舌を這わせた。何度も言うように僕は男なので、そこに膨らみもなければ、柔らかさもない。ついでに言うと、僕はそこを刺激されることに、さして快感を得ることはないのだった。何しろ、僕は男なのである。
「進くん…」
ズキンと痛むほどに、下腹部に熱が籠る。胸を触られて決して気持ち良いわけではないのに、彼にそうされるのは好きだったし、興奮した。僕が彼を求めているように、彼も僕を求めているのだと思うと、どうしようもなく気持ち良かったし、心のいちばん深い部分が濡れていく。僕は、彼に欲情している。
「パワプロさん」
「ん、なあに?」
「もっと、してほしい…です」
ぽかん、少しだけ驚いたような顔を見せた彼はすぐに破顔して、僕を思い切り抱き締めるのだった。
「もー進くんずるい!好き!大好き!」
「僕も大好きです」
二人して顔を見合わせて笑って、そのまま口付けを交わすのだった。夜はまだ長い。
了
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進は胸を触られても吸われてもべつに気持ち良くはないんだけど、大好きな主人公にそうされるのは好きだし気持ち良いっていうそういうあれ
たまらん
主進、いきなりめちゃくちゃ書きたくなる。
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