イベント参加のお知らせ
2023.11.23 パワフルカップ7にサークル参加します!
新刊『エメラルド』
友沢亮の話をまとめた再録本
小説 / A6 / 156p / 全年齢
・前半120ページ:主友
・後半30 ページ:友猪、友進、友沢と家族の話、友沢含むカイザース、その他
十年間の間にWebで発表した作品の再録集です。
再録に辺り、大幅に加筆・修正をしています。
東6 む43a「かち割りグラサン」にて参加します、よろしくお願いします〜!
pixivにもサンプル載せましたので、参考になさってください!
どこをめくっても友沢くんしかいないごった煮本です。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20974529
イベントでの残部をBOOTH通販する予定です。
新刊『エメラルド』
友沢亮の話をまとめた再録本
小説 / A6 / 156p / 全年齢
・前半120ページ:主友
・後半30 ページ:友猪、友進、友沢と家族の話、友沢含むカイザース、その他
十年間の間にWebで発表した作品の再録集です。
再録に辺り、大幅に加筆・修正をしています。
東6 む43a「かち割りグラサン」にて参加します、よろしくお願いします〜!
pixivにもサンプル載せましたので、参考になさってください!
どこをめくっても友沢くんしかいないごった煮本です。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20974529
イベントでの残部をBOOTH通販する予定です。
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お返事です
拍手から頂戴したメッセージへのお返事となります。
お心当たりのある方は、以下よりご覧ください。
2023.5.30にメッセージをくださった方へ
このたびも、大変温かいメッセージをどうもありがとうございました。そして、お返事が遅くなりまして、どうもすみません。少し前に微熱が出まして、そこからしばらくひたすら寝ていたのですが、とにかく横になっているしか出来ない時間に、何度も読み返させてもらっていました。おかげさまで、心はめちゃ元気に過ごすことができました。こちらこそ、本当にありがとうございます。お返事のお返事なので、これ以上返したらご迷惑になるかな…!?と考えたりしましたが、私もどうしてもお礼をお伝えしたいので、書かせていただきます。ありがとうございます。
私も個人サイト時代を生きてきた人間なので、サイトを巡るのが好きだという感覚、すごく分かります。いいですよね、その人のお家に訪問させてもらってる感覚といいますか、サイトに訪問して見慣れたそのページを開くだけで安心感を覚える感じといいますか。私は気が多いので、かつてはいくつか個人サイトを持っていたりもしたんですが、いま残っているのはブログサイトとして続けているここだけです。またの名をほったらかしにしておいただけ、というんですが、ほったらかしにしといて良かったな〜と今回心から思いました。
しかしながら、小説(というのも本当は恥ずかしい)ならまだしも、日記…というか殴り書きの語り…まで読んでくださっていたとは、いやはや、恥ずかしい!のですが、あのようなものまで目を通してくださり、重ねて御礼申し上げます。あの辺りはまだパワプロにハマったばっかりで、右も左も分からぬ故のパッションに溢れているなあと我ながらしみじみします。ハマりたての熱量って、いいですよね。どんなジャンルもCPも、ハマりたての瞬間というのは、そのときにしか味わえないものですからね。そういう意味では、私も随分…堪能していたなと…(改めて読み返してみたらかなり効きました)
これも個人サイトのいいところですよね!ということにしておきます。私はひとさまの語りを聞くのが大・大・大・特大で大好きなので、メッセージ主さんのお言葉、お話、どれもほんとうにありがたい気持ちいっぱいに読ませてもらっています。もっといつでも、どんどん送ってくださって構いませんのでね、どうぞ一度だけなどとおっしゃらず、いっそ投書箱だと思っていただければ幸いです。そして、前回私が無理にお名前をお聞きしてしまったのに、こちらにも丁寧に応えてくださいまして誠にありがとうございました。嬉しい、ばっかりで、同じことを繰り返していますが、心から嬉しかったです。教えてくださったお名前は、私の心の中で、呼ばせていただきますね。やっぱり、お名前をお聞きして、この方からメッセージを頂戴したんだなと思えるのは、さらに格別な気分になります。どうもありがとうございます。
ご承知おきの通り、私は主守が大好きですので、主守が好きだとおっしゃっていただけるとそれだけで最高に嬉しいです。にっこりでございます。いいですよね、主守。私は十年以上書いてきたおかげで、おかげなのか、自分の中の主守像…みたいなのが少なからず出来てしまい、「ほんとうの主守はこうじゃない!」という自己矛盾と日々闘っておるわけですが、そういえば、原作ゲームの主人公ちゃんと守さんって付き合ってないし結婚もしてなかった!と驚くことしきりです。不思議ですよね。
実母実父に挨拶を済ませていたり(10)、放課後デートしたりお泊まりしたり(9)、たこ焼きを横取りしたり(8)、電話コマンドに猪狩守がいたり(7)、主人公の彼女に嫉妬した猪狩が勝負を挑んできたり(5)、バレンタインにチョコレートをくれたり(6、1010)、他校の主人公に激励を飛ばしに来たり(2011)、主人公の学校にわざわざ転入してきたり(2012)、幼馴染設定があったり(パワポタ)、生涯のライバルである(すべて)のに、ま〜だ交際も結婚もしていないなんて、不思議で不思議で仕方がありません。主守七不思議のうちのひとつですね。こうなったら自分でやるしかないと、原作の行間を埋める作業に熱が入るってなもんです。という、捏造に次ぐ捏造な我が二次創作でございますが、豚もおだてりゃ木に登ると申します、おかげさまで、登りまくりでございます。どうもありがとうございます。感謝以上の感謝をお伝えしたいときには、なんと申し上げたらよろしいのでしょうか。
なぞ・どこ視点再来ですが、主守を、パワプロを好きになってくださって、感謝感激猪狩守でございます。また言ってる!
主人公のお陰で世界が広がっていく守さん、とても愛おしいですよね。まだまだ主守の話をしてしまいます。主人公と一緒にいることで、知らなかったこと(事象だったり感情だったり)が増えていく守さんマジで素晴らしいなと思います。天才猪狩守と自称する彼ですから、私は勝手に、主人公と会うまで「嫉妬」という感情も知らなかったんじゃないかなと思っています。妄想です。
野球で悔しい思いをしたならそれ以上に血の滲む練習に励むだけ、勉学に苦労したならさらなる研鑽を積むだけ、そうして生きてきたから他人には興味がない…そんな守さんにとって、主人公はかなり特殊な存在だっただろうと夢想しては手を合わせる日々です。合掌。仰げば尊しです。焼きもちやく様子が大好きなので、主人公ちゃんと守さんは仲良くお餅を焼いててくれよなと思いながらまたおんなじ話を書いています。
食べ物の話も利き腕の話も超絶好きなので、そこを拾っていただけてこれまた嬉しいです。嬉しいことしかなくてすごいです。守さんは絶対に左腕・左手を何よりも大切にしていると信じているので、それを「許す」相手は限られるだろう、と考えるのが大好物です。それを見抜いている主人公も最高だと思います。
書き下ろしにも触れてくださって、ほんとう、ほんとう嬉しいです。ボキャブラリーの貧弱さが重大な課題すぎる。いいですよね〜カイザース。マジで夢の球団だと思います。私は主人公ちゃんも守さんも進くんも友沢くんも大好きなんですが、まさかその全員が同じ球団に所属していて、濃密なシナリオが展開されるシリーズが……ある〜!みたいな感じで、いまだに10カイザースという存在に驚き、感謝しています。すごいですよね、カイザース。我々の夢を全載せ全ぶち込み仕様には動揺すら覚えます。シナリオの冒頭で、主人公の所属チームに突如やって来る猪狩兄弟というのもたまりません。定期イベなのに毎速毎分萌えられる。
自分の原稿の裏話なんてのは一生胸にしまったまま海にでも返してしまうものなのでしょうが、話したがりの意思薄弱なのでぺろりと書いてしまいました。お付き合いくださり、ありがとうございます。同じものを書き続けるのが自分の芸風だと思っていますが、違うものを書いて萌えたい気持ちも同じだけあるので、いつかまた再チャレンジしてみたいです。
進くん、いいですよねえ。良すぎて、良い。しか言えなくなるのが、進くんです。小っ恥ずかしい語りを読んでくださっているとのことなのでご存知かと思いますが、野球マスクこそが私の進くん萌えの「核」であるなあと思うので、今後も野球マスク・スポーツドクター・野球仮面・あかつき・カイザース・オリックス・レッドエンジェルスと、七色に輝く猪狩進くんの活躍を応援していきたいと思います。君の人生は七色の虹のように輝いているぞ進くん!野球マスクのシナリオから分かる覚悟や挫折、葛藤を知ってから、本当に本当に進くんのことが大好きになってしまいました。幸せになってほしいです。
友猪も読んでくださっていたんですね。キャー。私もこの機会に久しぶりに読み返してみたんですが、やはり友猪、「いい」ですね。いい…。猪狩守の弱点が友沢亮だったら最高じゃん!というノリのみで書いた話でしたが、守さんが「友沢」と呼びかけるタイミングなどがとても気に入っているので(正解の提示のつもりで守さんに呼んでもらいました)、今読み返しても、当時の荒ぶりが鮮明に蘇ります。好きです。
繰り返しになってしまうのですが、好きになった時間や期間はほんとうに関係がないと思っていて、今しか出来ない「好き!」をもっとお話してくださったらこんなに嬉しいことはないなあと思います。拙作が、パワプロを思う好きという気持ちの一助になりましたら、そんなに嬉しいことはありません。それこそ、奇跡のようなことだと思います。そして、いまこうしてお話をして、好きという気持ちを共有、分かち合えることは、まさしく奇跡ですね。そのような機会をくださったメッセージ主さんには、感謝の言葉しかございません。幸せを、分けてくださって、ありがとうございます。パワプロ、好き!大好き!って、いっぱいいっぱい思いました。
私も、感想を送ったり、自ら交流を持ちかけるのが大変苦手なので、お気持ちとても分かります。だからこそ、言い尽くせないほどの気持ちでいっぱいです。メッセージ主さんに見習って、私ももっともっと好きな気持ちを外に出していかなきゃな、出していきたいなって、思いました。
主友も、楽しんでいただけたのでしたら、何よりです。何を隠そう(別段隠しておりませんが)、私はパワプロ以外ではCP固定で活動していることも多いのですが、とても不思議なことに、パワプロは本当になんでも大丈夫、大好きなんです。上下左右組み合わせ、すべてオッケーという感じです。いまだに分からないんですが、ここまでいわゆる地雷が無いという状態はパワプロだけなので、不思議で仕方ないです。みんなかわいいですからね。そんな感じですので、どうぞ安心して(?)どしどしお話してくださればと思います。
私こそ、取り留めもなく長くなってしまいまして、申し訳ありません。語っていただけて、心底から嬉しかったです。要求になってしまってはいけませんが、どうかまた、気の向いた時にふらっとお話させてもらえたらなと思います。私も、メッセージ主さんに有り余る感謝と愛情がどうか伝わりますように。
先述しました通り、私の方はちょっとばかし体調を崩していたのですが、今はすっかり良くなりました。梅雨どきで、天気だけでなく体調も悪くなりやすい時期かと思いますが、どうぞご自愛くださいね。そして、元気に、パワプロ大好きでいましょう。
改めまして、とても素晴らしい時間を、気持ちを、どうもありがとうございました。それでは、また!
お心当たりのある方は、以下よりご覧ください。
2023.5.30にメッセージをくださった方へ
このたびも、大変温かいメッセージをどうもありがとうございました。そして、お返事が遅くなりまして、どうもすみません。少し前に微熱が出まして、そこからしばらくひたすら寝ていたのですが、とにかく横になっているしか出来ない時間に、何度も読み返させてもらっていました。おかげさまで、心はめちゃ元気に過ごすことができました。こちらこそ、本当にありがとうございます。お返事のお返事なので、これ以上返したらご迷惑になるかな…!?と考えたりしましたが、私もどうしてもお礼をお伝えしたいので、書かせていただきます。ありがとうございます。
私も個人サイト時代を生きてきた人間なので、サイトを巡るのが好きだという感覚、すごく分かります。いいですよね、その人のお家に訪問させてもらってる感覚といいますか、サイトに訪問して見慣れたそのページを開くだけで安心感を覚える感じといいますか。私は気が多いので、かつてはいくつか個人サイトを持っていたりもしたんですが、いま残っているのはブログサイトとして続けているここだけです。またの名をほったらかしにしておいただけ、というんですが、ほったらかしにしといて良かったな〜と今回心から思いました。
しかしながら、小説(というのも本当は恥ずかしい)ならまだしも、日記…というか殴り書きの語り…まで読んでくださっていたとは、いやはや、恥ずかしい!のですが、あのようなものまで目を通してくださり、重ねて御礼申し上げます。あの辺りはまだパワプロにハマったばっかりで、右も左も分からぬ故のパッションに溢れているなあと我ながらしみじみします。ハマりたての熱量って、いいですよね。どんなジャンルもCPも、ハマりたての瞬間というのは、そのときにしか味わえないものですからね。そういう意味では、私も随分…堪能していたなと…(改めて読み返してみたらかなり効きました)
これも個人サイトのいいところですよね!ということにしておきます。私はひとさまの語りを聞くのが大・大・大・特大で大好きなので、メッセージ主さんのお言葉、お話、どれもほんとうにありがたい気持ちいっぱいに読ませてもらっています。もっといつでも、どんどん送ってくださって構いませんのでね、どうぞ一度だけなどとおっしゃらず、いっそ投書箱だと思っていただければ幸いです。そして、前回私が無理にお名前をお聞きしてしまったのに、こちらにも丁寧に応えてくださいまして誠にありがとうございました。嬉しい、ばっかりで、同じことを繰り返していますが、心から嬉しかったです。教えてくださったお名前は、私の心の中で、呼ばせていただきますね。やっぱり、お名前をお聞きして、この方からメッセージを頂戴したんだなと思えるのは、さらに格別な気分になります。どうもありがとうございます。
ご承知おきの通り、私は主守が大好きですので、主守が好きだとおっしゃっていただけるとそれだけで最高に嬉しいです。にっこりでございます。いいですよね、主守。私は十年以上書いてきたおかげで、おかげなのか、自分の中の主守像…みたいなのが少なからず出来てしまい、「ほんとうの主守はこうじゃない!」という自己矛盾と日々闘っておるわけですが、そういえば、原作ゲームの主人公ちゃんと守さんって付き合ってないし結婚もしてなかった!と驚くことしきりです。不思議ですよね。
実母実父に挨拶を済ませていたり(10)、放課後デートしたりお泊まりしたり(9)、たこ焼きを横取りしたり(8)、電話コマンドに猪狩守がいたり(7)、主人公の彼女に嫉妬した猪狩が勝負を挑んできたり(5)、バレンタインにチョコレートをくれたり(6、1010)、他校の主人公に激励を飛ばしに来たり(2011)、主人公の学校にわざわざ転入してきたり(2012)、幼馴染設定があったり(パワポタ)、生涯のライバルである(すべて)のに、ま〜だ交際も結婚もしていないなんて、不思議で不思議で仕方がありません。主守七不思議のうちのひとつですね。こうなったら自分でやるしかないと、原作の行間を埋める作業に熱が入るってなもんです。という、捏造に次ぐ捏造な我が二次創作でございますが、豚もおだてりゃ木に登ると申します、おかげさまで、登りまくりでございます。どうもありがとうございます。感謝以上の感謝をお伝えしたいときには、なんと申し上げたらよろしいのでしょうか。
なぞ・どこ視点再来ですが、主守を、パワプロを好きになってくださって、感謝感激猪狩守でございます。また言ってる!
主人公のお陰で世界が広がっていく守さん、とても愛おしいですよね。まだまだ主守の話をしてしまいます。主人公と一緒にいることで、知らなかったこと(事象だったり感情だったり)が増えていく守さんマジで素晴らしいなと思います。天才猪狩守と自称する彼ですから、私は勝手に、主人公と会うまで「嫉妬」という感情も知らなかったんじゃないかなと思っています。妄想です。
野球で悔しい思いをしたならそれ以上に血の滲む練習に励むだけ、勉学に苦労したならさらなる研鑽を積むだけ、そうして生きてきたから他人には興味がない…そんな守さんにとって、主人公はかなり特殊な存在だっただろうと夢想しては手を合わせる日々です。合掌。仰げば尊しです。焼きもちやく様子が大好きなので、主人公ちゃんと守さんは仲良くお餅を焼いててくれよなと思いながらまたおんなじ話を書いています。
食べ物の話も利き腕の話も超絶好きなので、そこを拾っていただけてこれまた嬉しいです。嬉しいことしかなくてすごいです。守さんは絶対に左腕・左手を何よりも大切にしていると信じているので、それを「許す」相手は限られるだろう、と考えるのが大好物です。それを見抜いている主人公も最高だと思います。
書き下ろしにも触れてくださって、ほんとう、ほんとう嬉しいです。ボキャブラリーの貧弱さが重大な課題すぎる。いいですよね〜カイザース。マジで夢の球団だと思います。私は主人公ちゃんも守さんも進くんも友沢くんも大好きなんですが、まさかその全員が同じ球団に所属していて、濃密なシナリオが展開されるシリーズが……ある〜!みたいな感じで、いまだに10カイザースという存在に驚き、感謝しています。すごいですよね、カイザース。我々の夢を全載せ全ぶち込み仕様には動揺すら覚えます。シナリオの冒頭で、主人公の所属チームに突如やって来る猪狩兄弟というのもたまりません。定期イベなのに毎速毎分萌えられる。
自分の原稿の裏話なんてのは一生胸にしまったまま海にでも返してしまうものなのでしょうが、話したがりの意思薄弱なのでぺろりと書いてしまいました。お付き合いくださり、ありがとうございます。同じものを書き続けるのが自分の芸風だと思っていますが、違うものを書いて萌えたい気持ちも同じだけあるので、いつかまた再チャレンジしてみたいです。
進くん、いいですよねえ。良すぎて、良い。しか言えなくなるのが、進くんです。小っ恥ずかしい語りを読んでくださっているとのことなのでご存知かと思いますが、野球マスクこそが私の進くん萌えの「核」であるなあと思うので、今後も野球マスク・スポーツドクター・野球仮面・あかつき・カイザース・オリックス・レッドエンジェルスと、七色に輝く猪狩進くんの活躍を応援していきたいと思います。君の人生は七色の虹のように輝いているぞ進くん!野球マスクのシナリオから分かる覚悟や挫折、葛藤を知ってから、本当に本当に進くんのことが大好きになってしまいました。幸せになってほしいです。
友猪も読んでくださっていたんですね。キャー。私もこの機会に久しぶりに読み返してみたんですが、やはり友猪、「いい」ですね。いい…。猪狩守の弱点が友沢亮だったら最高じゃん!というノリのみで書いた話でしたが、守さんが「友沢」と呼びかけるタイミングなどがとても気に入っているので(正解の提示のつもりで守さんに呼んでもらいました)、今読み返しても、当時の荒ぶりが鮮明に蘇ります。好きです。
繰り返しになってしまうのですが、好きになった時間や期間はほんとうに関係がないと思っていて、今しか出来ない「好き!」をもっとお話してくださったらこんなに嬉しいことはないなあと思います。拙作が、パワプロを思う好きという気持ちの一助になりましたら、そんなに嬉しいことはありません。それこそ、奇跡のようなことだと思います。そして、いまこうしてお話をして、好きという気持ちを共有、分かち合えることは、まさしく奇跡ですね。そのような機会をくださったメッセージ主さんには、感謝の言葉しかございません。幸せを、分けてくださって、ありがとうございます。パワプロ、好き!大好き!って、いっぱいいっぱい思いました。
私も、感想を送ったり、自ら交流を持ちかけるのが大変苦手なので、お気持ちとても分かります。だからこそ、言い尽くせないほどの気持ちでいっぱいです。メッセージ主さんに見習って、私ももっともっと好きな気持ちを外に出していかなきゃな、出していきたいなって、思いました。
主友も、楽しんでいただけたのでしたら、何よりです。何を隠そう(別段隠しておりませんが)、私はパワプロ以外ではCP固定で活動していることも多いのですが、とても不思議なことに、パワプロは本当になんでも大丈夫、大好きなんです。上下左右組み合わせ、すべてオッケーという感じです。いまだに分からないんですが、ここまでいわゆる地雷が無いという状態はパワプロだけなので、不思議で仕方ないです。みんなかわいいですからね。そんな感じですので、どうぞ安心して(?)どしどしお話してくださればと思います。
私こそ、取り留めもなく長くなってしまいまして、申し訳ありません。語っていただけて、心底から嬉しかったです。要求になってしまってはいけませんが、どうかまた、気の向いた時にふらっとお話させてもらえたらなと思います。私も、メッセージ主さんに有り余る感謝と愛情がどうか伝わりますように。
先述しました通り、私の方はちょっとばかし体調を崩していたのですが、今はすっかり良くなりました。梅雨どきで、天気だけでなく体調も悪くなりやすい時期かと思いますが、どうぞご自愛くださいね。そして、元気に、パワプロ大好きでいましょう。
改めまして、とても素晴らしい時間を、気持ちを、どうもありがとうございました。それでは、また!
お返事です
拍手から頂戴したメッセージへのお返事となります。
お心当たりのある方は、以下よりご覧ください。
当ブログを見てくださり、誠にありがとうございます。この場を借りて、御礼申し上げます。
2023.5.23にメッセージをくださった方へ
初めまして、理沙と申します。このたびは、とってもとっても嬉しいメッセージをどうもありがとうございました!ほんとうに。嬉しくて何からお伝えすれば良いのか、言葉が胸で渋滞起こしてクラクション鳴らしてます。
まず、常々思っていることですが、このブログって誰が見てるんだろ?という気持ちなので、当ブログサイトからこのような温かいメッセージを頂戴した事実に震えております。感謝感激猪狩守です。今は二次創作発表の場もSNSが主流ですし、pixivを開けばだいたいのものが揃っていてありがたい限りで、そういう時代にブログ…?パワプロ…?と思いつつ、私がやりたいからやーろ!と、自己満足全開で十年以上も突っ走って来てしまいました。見つけてくださって、読んでくださって、そしてメッセージを届けてくださって、どうもどうもありがとうございます。確かに、受け取りました。本当に嬉しいです。やってて、良かった。
新刊もお読みくださり、ありがとうございます。400ページの主守、読んでくださったのですね。信じられない思いでいっぱいです。私は推敲のときに百回読んでどうにかなりそうだったので、実は完成品はほとんど読んでいないのです…笑
おっしゃる通り、修正部分が多々、多々あったため、今回の新刊の完成には数ヶ月の時間を要してしまいました。休日だけでは間に合わなかったので、毎日仕事から帰ったら原稿、仕事、原稿、と毎日毎日主守を書き、マジで同人誌って正気の沙汰ではないなと思いながら作業していました。私が正気でなくて、良かった!おかげで、こんなにも嬉しくて楽しい、幸せな時間を過ごせています。書いて良かったです。本当にありがとうございます。
ブログに載せてある方は昔に書いたものでへたっぴすぎて恥ずかしいのですが、比べて楽しんで頂けているとのこと、これほど執筆者冥利に尽きることはありません。嬉しすぎてびっくりしています。古くてへたっぴですが、ブログの旧版も、これからも元気に野放しにしておこうと思います。ありがとうございます。
主人公と守さん、いいですよね。私も毎度悶え苦しんでおります。おかげで、いつも・いつも・いつも!同じ話を書いてしまい、今回の再録も既視感の嵐どころかさっき書いたやつがまた載ってる…?と混乱しながら書き上げました。何度書いても、何度でも萌えてしまうんですよね。カバー下の話は、そういうものの集大成として、タイトルに合わせて載せたものでしたので、嬉しく思います。二人を繋ぐ野球の話、もっと書けたらいいんですけどもね。いつも気付いたらキスしてラブラブイチャイチャしてます、主守ちゃん。
書き下ろしの話に関しても、ありがとうございます。友沢くんが出てきたのは、完全なる趣味でございます。主人公とみんなが仲良しだと私が嬉しいです。カイザース、いいですよね。話が逸れました。「終わりから始めて」ですが、本当は主人公が振られるもの(今回収録したものです)と、猪狩守が振られるものを二本立てでの掲載予定でしたが、書いていて猪狩守が振られる展開が耐えられなくなったので、今回のような形になりました。本当は二本載せて対になる感じだったのですが、たとえ最後に結ばれたとしても、守さんが振られて悲しむ時間が一秒でもあることに耐えられませんでした。私は弱い人間です。その代わりに、主人公ちゃんには頑張ってもらいました!いつか再チャレンジしたいなと密かに思っております。
そんなことを言った舌の根も乾かないうちに、進くんに関しては悲しくて切なくて胸がじくじくするお話が大好物なので、本当にどうしようもありません。そのようにおっしゃっていただけて、救われる思いです。悲しいお話も楽しいお話も私はどちらも好きなので、今後も書けたらいいなと思っています。進くんには本当にお世話になっております。
当方の主守だけではなく、他のカップリングも読んでくださっているようで、もう何度感動すれば良いのか、という頻度でしみじみしています。こんなにも作品を愛してくださって、ありがとうございます。友猪、いいですよね。私も筆を取ったことがあるくらいに好ましい二人なので、とてもよく分かります。パワプロ同人にハマってくださったメッセージ主さんに、心からの拍手をお贈りしたいです。素晴らしいですよね、パワプロ。この気持ちを分かち合うことが出来る奇跡に感謝します。好きという気持ちに一秒も千年もないと思っているので、これからもどんどんパワプロを大好きになってもらいたい!と、どこ視点の謎目線から失礼いたします。私も、パワプロ、大好きです。このたび頂いたメッセージで、またひとつ大好きになりました。
お心遣いも、どうもありがとうございます。ハッピーなことに時間を使うことには全然忙しくないので、ぜひまたお話聞かせてくださいましたら、これ以上嬉しいことはありません。ついつい、欲張ってしまいますね。もし叶うのなら、メッセージ主さんのお名前を、こそっと、こそっと教えていただけたら嬉しいなと思います。命の恩人でございます。同人は、評価や見返りではなく、自分が好きだからやるものと理解しながらも、やっぱり反応がなければさみしいものですし、つまらない気持ちになったりもするものです。私もそういう人間の一人なので、今回メッセージを頂戴し、まだまだいっぱい書きたいぞ!と心の灯りが点りました。どうも、どうも、ありがとうございます。
長くなってしまいました。本当はもっともっと嬉しくて書きたいこともお聞きしたいこともあるのですが、このくらいにしておこうと思います。気持ちとしては、すべての語尾にビックリマークを付けている声量で話しています。そのくらい、嬉しかったです。このたびは、本当にありがとうございました。願わくは、またメッセージ主さんとお話出来ますように。私の方は、今度の11月のパワカプで友沢くんの新刊を出す予定です。お互い、これからもパワプロ楽しんでいきましょう!
それでは、また☺️本当に、本当に、ありがとうございました。
お心当たりのある方は、以下よりご覧ください。
当ブログを見てくださり、誠にありがとうございます。この場を借りて、御礼申し上げます。
2023.5.23にメッセージをくださった方へ
初めまして、理沙と申します。このたびは、とってもとっても嬉しいメッセージをどうもありがとうございました!ほんとうに。嬉しくて何からお伝えすれば良いのか、言葉が胸で渋滞起こしてクラクション鳴らしてます。
まず、常々思っていることですが、このブログって誰が見てるんだろ?という気持ちなので、当ブログサイトからこのような温かいメッセージを頂戴した事実に震えております。感謝感激猪狩守です。今は二次創作発表の場もSNSが主流ですし、pixivを開けばだいたいのものが揃っていてありがたい限りで、そういう時代にブログ…?パワプロ…?と思いつつ、私がやりたいからやーろ!と、自己満足全開で十年以上も突っ走って来てしまいました。見つけてくださって、読んでくださって、そしてメッセージを届けてくださって、どうもどうもありがとうございます。確かに、受け取りました。本当に嬉しいです。やってて、良かった。
新刊もお読みくださり、ありがとうございます。400ページの主守、読んでくださったのですね。信じられない思いでいっぱいです。私は推敲のときに百回読んでどうにかなりそうだったので、実は完成品はほとんど読んでいないのです…笑
おっしゃる通り、修正部分が多々、多々あったため、今回の新刊の完成には数ヶ月の時間を要してしまいました。休日だけでは間に合わなかったので、毎日仕事から帰ったら原稿、仕事、原稿、と毎日毎日主守を書き、マジで同人誌って正気の沙汰ではないなと思いながら作業していました。私が正気でなくて、良かった!おかげで、こんなにも嬉しくて楽しい、幸せな時間を過ごせています。書いて良かったです。本当にありがとうございます。
ブログに載せてある方は昔に書いたものでへたっぴすぎて恥ずかしいのですが、比べて楽しんで頂けているとのこと、これほど執筆者冥利に尽きることはありません。嬉しすぎてびっくりしています。古くてへたっぴですが、ブログの旧版も、これからも元気に野放しにしておこうと思います。ありがとうございます。
主人公と守さん、いいですよね。私も毎度悶え苦しんでおります。おかげで、いつも・いつも・いつも!同じ話を書いてしまい、今回の再録も既視感の嵐どころかさっき書いたやつがまた載ってる…?と混乱しながら書き上げました。何度書いても、何度でも萌えてしまうんですよね。カバー下の話は、そういうものの集大成として、タイトルに合わせて載せたものでしたので、嬉しく思います。二人を繋ぐ野球の話、もっと書けたらいいんですけどもね。いつも気付いたらキスしてラブラブイチャイチャしてます、主守ちゃん。
書き下ろしの話に関しても、ありがとうございます。友沢くんが出てきたのは、完全なる趣味でございます。主人公とみんなが仲良しだと私が嬉しいです。カイザース、いいですよね。話が逸れました。「終わりから始めて」ですが、本当は主人公が振られるもの(今回収録したものです)と、猪狩守が振られるものを二本立てでの掲載予定でしたが、書いていて猪狩守が振られる展開が耐えられなくなったので、今回のような形になりました。本当は二本載せて対になる感じだったのですが、たとえ最後に結ばれたとしても、守さんが振られて悲しむ時間が一秒でもあることに耐えられませんでした。私は弱い人間です。その代わりに、主人公ちゃんには頑張ってもらいました!いつか再チャレンジしたいなと密かに思っております。
そんなことを言った舌の根も乾かないうちに、進くんに関しては悲しくて切なくて胸がじくじくするお話が大好物なので、本当にどうしようもありません。そのようにおっしゃっていただけて、救われる思いです。悲しいお話も楽しいお話も私はどちらも好きなので、今後も書けたらいいなと思っています。進くんには本当にお世話になっております。
当方の主守だけではなく、他のカップリングも読んでくださっているようで、もう何度感動すれば良いのか、という頻度でしみじみしています。こんなにも作品を愛してくださって、ありがとうございます。友猪、いいですよね。私も筆を取ったことがあるくらいに好ましい二人なので、とてもよく分かります。パワプロ同人にハマってくださったメッセージ主さんに、心からの拍手をお贈りしたいです。素晴らしいですよね、パワプロ。この気持ちを分かち合うことが出来る奇跡に感謝します。好きという気持ちに一秒も千年もないと思っているので、これからもどんどんパワプロを大好きになってもらいたい!と、どこ視点の謎目線から失礼いたします。私も、パワプロ、大好きです。このたび頂いたメッセージで、またひとつ大好きになりました。
お心遣いも、どうもありがとうございます。ハッピーなことに時間を使うことには全然忙しくないので、ぜひまたお話聞かせてくださいましたら、これ以上嬉しいことはありません。ついつい、欲張ってしまいますね。もし叶うのなら、メッセージ主さんのお名前を、こそっと、こそっと教えていただけたら嬉しいなと思います。命の恩人でございます。同人は、評価や見返りではなく、自分が好きだからやるものと理解しながらも、やっぱり反応がなければさみしいものですし、つまらない気持ちになったりもするものです。私もそういう人間の一人なので、今回メッセージを頂戴し、まだまだいっぱい書きたいぞ!と心の灯りが点りました。どうも、どうも、ありがとうございます。
長くなってしまいました。本当はもっともっと嬉しくて書きたいこともお聞きしたいこともあるのですが、このくらいにしておこうと思います。気持ちとしては、すべての語尾にビックリマークを付けている声量で話しています。そのくらい、嬉しかったです。このたびは、本当にありがとうございました。願わくは、またメッセージ主さんとお話出来ますように。私の方は、今度の11月のパワカプで友沢くんの新刊を出す予定です。お互い、これからもパワプロ楽しんでいきましょう!
それでは、また☺️本当に、本当に、ありがとうございました。
通販のお知らせ
2023.5.3パワフルカップで発行した新刊をBOOTHにて通販しています!
BOOTH(pixiv)に飛びます
主人公×猪狩守の短編集
今までにインターネット上で発表した主守をすべて再録しました。再録にあたり、相当な加筆・修正をしています。
十年分、数にして百本、400ページどこをめくっても主守です。
完全な事後報告で恐縮ですが、今年もパワカプに参加し、無事新刊を出すことが出来ました。今回も主守です。今回は再録本ということで、十年も前に書いた自分の文章を読み返さなければならないという厳しい戦いでしたが、主守のおかげで頑張れました。
ご興味ありましたらぜひ!
400ページあるので結構分厚い感じです。
次のパワカプは11月ということで、今度は友沢くんのまとめ本を出したいなと思っています。
BOOTH(pixiv)に飛びます
主人公×猪狩守の短編集
今までにインターネット上で発表した主守をすべて再録しました。再録にあたり、相当な加筆・修正をしています。
十年分、数にして百本、400ページどこをめくっても主守です。
完全な事後報告で恐縮ですが、今年もパワカプに参加し、無事新刊を出すことが出来ました。今回も主守です。今回は再録本ということで、十年も前に書いた自分の文章を読み返さなければならないという厳しい戦いでしたが、主守のおかげで頑張れました。
ご興味ありましたらぜひ!
400ページあるので結構分厚い感じです。
次のパワカプは11月ということで、今度は友沢くんのまとめ本を出したいなと思っています。
しじまのまにまに
しじまのまにまに
行かないで、なんて言えたら良かった。部活動のあとの自主練習、とっくに日の落ちたグラウンドはがらんとして広かった。煌々と照る照明の下、ぽつり、二人きり。やけに明るく見えるそれが逆に寒々しかった。ボールを片付けるその背に、何も言えないでいる。
「じゃあ、帰ろうか」
今日は、いつか思い出になる。ぜんぶが過去になって、過ぎていく。野球が上手くても、上手くなくても。勉強が出来ても、出来なくても。意中の相手と交際しても、しなくても。結婚しても、しなくても。子供を授かっても、授からなくても。お金があっても、なくても。好きでも、嫌いでも。今日一緒にいても、いなくても。あんなこともあったね、なんて、いつかすべてが思い出になるためだとしたら、言えなかった。悲しい気持ち、嬉しい気持ち。それは今ここにあって、ここにしかないものだった。すべてはいつか過去になって、通り過ぎていくだけの。それなら、なんて言葉で、どんな気持ちで、言えばいいのかな。キミなら知っているんだろうか。
「猪狩、どうしたの」
「なんでもない」
言っても、言わなくても。いつか思い出になる今日の日のために、口を開いた。
ーーーーーーーーー
本気ポエム 見せちゃうよ
行かないで、なんて言えたら良かった。部活動のあとの自主練習、とっくに日の落ちたグラウンドはがらんとして広かった。煌々と照る照明の下、ぽつり、二人きり。やけに明るく見えるそれが逆に寒々しかった。ボールを片付けるその背に、何も言えないでいる。
「じゃあ、帰ろうか」
今日は、いつか思い出になる。ぜんぶが過去になって、過ぎていく。野球が上手くても、上手くなくても。勉強が出来ても、出来なくても。意中の相手と交際しても、しなくても。結婚しても、しなくても。子供を授かっても、授からなくても。お金があっても、なくても。好きでも、嫌いでも。今日一緒にいても、いなくても。あんなこともあったね、なんて、いつかすべてが思い出になるためだとしたら、言えなかった。悲しい気持ち、嬉しい気持ち。それは今ここにあって、ここにしかないものだった。すべてはいつか過去になって、通り過ぎていくだけの。それなら、なんて言葉で、どんな気持ちで、言えばいいのかな。キミなら知っているんだろうか。
「猪狩、どうしたの」
「なんでもない」
言っても、言わなくても。いつか思い出になる今日の日のために、口を開いた。
ーーーーーーーーー
本気ポエム 見せちゃうよ
アテンション・プリーズ
アテンション・プリーズ
猪狩って、めちゃくちゃキザなんだよな。あと、あれで意外と真面目。
花束を抱えた猪狩を目の前に見ながら、そう思った。わざわざオレを迎えに来た車は、猪狩自慢の愛車だ。今日も変わらずボンネットには猪狩の名前が大きく書かれている。側から見ればなんの冗談だろうと思うが、猪狩は本気なのだ。花、車、猪狩。めかし込んできた猪狩の格好は、いつも見ているユニフォーム姿ではない。今すぐにでも素敵なパーティへ参加してしまいそうな出立ちだ。ついでに、さっきから両手で抱えている真っ赤な薔薇の花束なんて、マンガやアニメ、フィクションのお話の中でしか見たことがない。そのくらいでかい。薔薇って、束になるとこんな匂いがするものなんだ。
「猪狩。どうしたんだよ、急に」
「急ではないだろう。分かっているくせに」
分からないよ、何も。そう言いたかったが、猪狩があまりにも真剣なので声に出せないでいる。
「キミが、ボクのことを好ましいと…その、好意を寄せていることは分かっている」
そうなの?オレって猪狩のことが好きなんだっけ。そう言われるとちょっと自信がなくなってきた。そのくらい猪狩の様子は堂に入っていて真に迫るものがある。もしかしたら、そうだったかもしれないなんて思い始めている自分がいるくらいに。
「愛しているんだろう、ボクのこと」
愛!猪狩の口から出たこれまた突拍子もない言葉にオレはやっぱり何も言えなくて、出来ることといえばせいぜい口をぱくぱくさせることくらいだ。二の句が告げないオレを見て、猪狩は今まで見たこともない顔で微笑んでみせた。
「だが、順序は守らなくてはいけない。いくら好きだからといって、手順を飛ばすのはよくないぞ」
ぽっと頬を染める猪狩に、一体全体何がどうしてどんなボタンの掛け違いをしたらこんな事態になるのか、もう一度よく考えてみることにした。ことの発端は、たぶんじゃなくて、絶対に、断固誓って、美鈴さんのせいだ。
美鈴さんというのはオレの勤める「パワフル物産」の先輩社員であり、竹を割ったような性格は至って分かりやすく、そして大の酒好きの人だ。三度の飯より宴会好きで、美鈴さんに付き合うと次の日に支障が出るまで飲まされる。飲み会となればハシゴするのは当たり前、何軒目のどこで何を飲んだのか覚えていないこともザラだった。その美鈴さんと一緒にいるところを猪狩に見つかって、なんやかんやと色々あった。本当に、もう、いろいろと。思い出したくないことも多いのでここでは割愛させてもらう。
あの日も、初めは会社の皆で飲んでいた。ただ、美鈴さんがそれだけで満足するわけはなくて、そして会社の人たちも美鈴さんの酒豪ぶりはよく心得ていて、体良く押し付けられたオレがいつものように付き合っていた日のことだ。何軒目だったかは忘れたが、たまたま猪狩と出くわして、何故かは知らないが三人で一緒に飲むことになった。今日はもちろん飲んでいないのに、思い出すと頭が痛くなる。もう全部忘れてしまいたいのに、目の前の猪狩こそが現実だった。
「もっと早く言ってくれれば良かったんだ」
猪狩は続けた。
「あんなところでキス、してしまうほどボクのことが好きだなんて」
あの日のことを思い出して、オレは顔から火が出るような気持ちになって頭を抱える。酔っ払った美鈴さんがオレをけしかけ、そしてそれに乗ったオレは、隣にいた猪狩の肩をがばりと抱いた。たぶん。覚えていないけど、居酒屋中に響き渡る声で高らかに宣言したあとで、オレはその場で猪狩にキスをした。Kiss、チュウ、口付け、接吻、……熱ぅいベーゼをかますオレに、美鈴さんはゲラゲラ笑い転げていた。たぶん。猪狩に言ったら大変なことになりそうだが、実は全然全く覚えていない。記憶にないのだ。オレがこうして事実を認識しているのは、後から人づてに聞いただけのことだ。その時の猪狩の目がハートマークになっていたことなんて、これっぽっちも知るわけがない。
「キミはズボラで鈍臭くてボクみたいに格好良くもないし、気が利かないからね。今回はこちらで用意させてもらったよ」
さあ、乗りたまえ、なんていう猪狩は持っていたでっかい花束をこちらに寄越すと、空いた手でオレの手を取った。恭しく助手席の扉を開け、オレをエスコートする。為す術なく座席に収まったオレにシートベルトを付けるよう指示する猪狩は、鼻歌をうたいながらハンドルを握った。まさかこの花を持ったまま、オレは車に乗らなければならないのか。猪狩の車はオープンカーなので、外から丸見えだ。
「まずは着替えからだな。馬子にも衣装という言葉があるように、キミも多少はマシになるだろう」
猪狩は機嫌良さそうにいって、エンジンをふかした。一体どこに連れて行かれることやら。流れる景色を眺めながら、それもべつにいいかもな、なんてオレは酔っ払いのようなことを考えていた。鼻をくすぐる薔薇の花、慣れないその匂いに酔ってしまった。そういうことに、しておこう。
ーーーーーーー
なにがあった?
昔の守さんも超好き…ッッて思ったけどあんまり書いてないなあと思って書いた結果です。精進します。
猪狩って、めちゃくちゃキザなんだよな。あと、あれで意外と真面目。
花束を抱えた猪狩を目の前に見ながら、そう思った。わざわざオレを迎えに来た車は、猪狩自慢の愛車だ。今日も変わらずボンネットには猪狩の名前が大きく書かれている。側から見ればなんの冗談だろうと思うが、猪狩は本気なのだ。花、車、猪狩。めかし込んできた猪狩の格好は、いつも見ているユニフォーム姿ではない。今すぐにでも素敵なパーティへ参加してしまいそうな出立ちだ。ついでに、さっきから両手で抱えている真っ赤な薔薇の花束なんて、マンガやアニメ、フィクションのお話の中でしか見たことがない。そのくらいでかい。薔薇って、束になるとこんな匂いがするものなんだ。
「猪狩。どうしたんだよ、急に」
「急ではないだろう。分かっているくせに」
分からないよ、何も。そう言いたかったが、猪狩があまりにも真剣なので声に出せないでいる。
「キミが、ボクのことを好ましいと…その、好意を寄せていることは分かっている」
そうなの?オレって猪狩のことが好きなんだっけ。そう言われるとちょっと自信がなくなってきた。そのくらい猪狩の様子は堂に入っていて真に迫るものがある。もしかしたら、そうだったかもしれないなんて思い始めている自分がいるくらいに。
「愛しているんだろう、ボクのこと」
愛!猪狩の口から出たこれまた突拍子もない言葉にオレはやっぱり何も言えなくて、出来ることといえばせいぜい口をぱくぱくさせることくらいだ。二の句が告げないオレを見て、猪狩は今まで見たこともない顔で微笑んでみせた。
「だが、順序は守らなくてはいけない。いくら好きだからといって、手順を飛ばすのはよくないぞ」
ぽっと頬を染める猪狩に、一体全体何がどうしてどんなボタンの掛け違いをしたらこんな事態になるのか、もう一度よく考えてみることにした。ことの発端は、たぶんじゃなくて、絶対に、断固誓って、美鈴さんのせいだ。
美鈴さんというのはオレの勤める「パワフル物産」の先輩社員であり、竹を割ったような性格は至って分かりやすく、そして大の酒好きの人だ。三度の飯より宴会好きで、美鈴さんに付き合うと次の日に支障が出るまで飲まされる。飲み会となればハシゴするのは当たり前、何軒目のどこで何を飲んだのか覚えていないこともザラだった。その美鈴さんと一緒にいるところを猪狩に見つかって、なんやかんやと色々あった。本当に、もう、いろいろと。思い出したくないことも多いのでここでは割愛させてもらう。
あの日も、初めは会社の皆で飲んでいた。ただ、美鈴さんがそれだけで満足するわけはなくて、そして会社の人たちも美鈴さんの酒豪ぶりはよく心得ていて、体良く押し付けられたオレがいつものように付き合っていた日のことだ。何軒目だったかは忘れたが、たまたま猪狩と出くわして、何故かは知らないが三人で一緒に飲むことになった。今日はもちろん飲んでいないのに、思い出すと頭が痛くなる。もう全部忘れてしまいたいのに、目の前の猪狩こそが現実だった。
「もっと早く言ってくれれば良かったんだ」
猪狩は続けた。
「あんなところでキス、してしまうほどボクのことが好きだなんて」
あの日のことを思い出して、オレは顔から火が出るような気持ちになって頭を抱える。酔っ払った美鈴さんがオレをけしかけ、そしてそれに乗ったオレは、隣にいた猪狩の肩をがばりと抱いた。たぶん。覚えていないけど、居酒屋中に響き渡る声で高らかに宣言したあとで、オレはその場で猪狩にキスをした。Kiss、チュウ、口付け、接吻、……熱ぅいベーゼをかますオレに、美鈴さんはゲラゲラ笑い転げていた。たぶん。猪狩に言ったら大変なことになりそうだが、実は全然全く覚えていない。記憶にないのだ。オレがこうして事実を認識しているのは、後から人づてに聞いただけのことだ。その時の猪狩の目がハートマークになっていたことなんて、これっぽっちも知るわけがない。
「キミはズボラで鈍臭くてボクみたいに格好良くもないし、気が利かないからね。今回はこちらで用意させてもらったよ」
さあ、乗りたまえ、なんていう猪狩は持っていたでっかい花束をこちらに寄越すと、空いた手でオレの手を取った。恭しく助手席の扉を開け、オレをエスコートする。為す術なく座席に収まったオレにシートベルトを付けるよう指示する猪狩は、鼻歌をうたいながらハンドルを握った。まさかこの花を持ったまま、オレは車に乗らなければならないのか。猪狩の車はオープンカーなので、外から丸見えだ。
「まずは着替えからだな。馬子にも衣装という言葉があるように、キミも多少はマシになるだろう」
猪狩は機嫌良さそうにいって、エンジンをふかした。一体どこに連れて行かれることやら。流れる景色を眺めながら、それもべつにいいかもな、なんてオレは酔っ払いのようなことを考えていた。鼻をくすぐる薔薇の花、慣れないその匂いに酔ってしまった。そういうことに、しておこう。
ーーーーーーー
なにがあった?
昔の守さんも超好き…ッッて思ったけどあんまり書いてないなあと思って書いた結果です。精進します。
あのこがきらい
あっ、触った。その瞬間、今まで我慢していたものが一気に弾けた気がした。三階の教室、自分の学年の階ではない廊下で、進は自分の顔が歪んでいくのを自覚していた。野球部内での伝令を、キャプテンであるその人に伝えるため教室を覗き込むと、彼は女生徒と話をしていた。随分と盛り上がっているようで、楽しそうだ。瞬時に胸の内を黒いものが渦巻いていったが、そんなことでいちいち腹を立てていては仕方ない。男であるというハンデを負っている以上、自分は人並み以上に品行方正で良い子でいなくてはならない。彼の気を引けるよう、あくまでかわいらしく、慎ましく。
さっきまでそんなことを考えていたのが嘘のように、煮えたはらわたがひっくり返るようだった。べったりと耳につく高い声を上げた後で、女生徒が先輩の肩に触れたのだ。それに嫌がる素振りどころか、初心な先輩は困ったように顔を赤くしてみせるものだから、進は舌打ちしたい気分だった。こんなことなら、さっさと声を掛けてしまうべきだった。女特有の高い声は、いつまでも耳に纏わりついて気に障る。女が、彼の名前を呼んだ。もう一度。何がそんなに楽しいのか、女は嬉しそうに笑ってみせた。
「パワプロさん」
「あ、進くん」
自分の顔を見つけた彼の表情が綻ぶのを見て、進は優越感に笑みを浮かべていた。そうだ、もっとよく見ておいた方がいい。お前といる時に、彼が一度でもこんな顔をしたことがあるものか。後輩の訪れを察したらしい女は、またねと手を振って自分の席に戻っていった。その言葉のなんと苦々しいこと。それでも進は良い子に振る舞う方の自分になって、女にぺこりと頭を下げた。もちろん、かわいらしい後輩の顔でだ。彼の前では、誰よりも健気で慎ましい後輩でいなければならない。
「進くん、どうしたの?」
「さっきたまたま廊下で監督と会って、先輩にも伝えてほしいと頼まれたんです」
本当のことだった。上級生にも伝えてほしいということだったので、もちろん兄のところへ行っても良かったのだが、これ以上の口実はないと思ってここにやって来た。部活動以外の時間に彼と会える機会は貴重だった。
「そっか。わざわざありがとう」
伝言を伝え終わると、彼は子供のような屈託のない顔で笑った。教室で見る彼の笑顔はいつもより眩しくて、進は単純に胸を高鳴らせる。好きだと思った。思わず見つめていると、彼の方が首を捻る。どうかした?答える代わりに、進は試しに彼の頬をつつくように指で押し返してみた。直接触れた頬は想像していたよりもずっと柔らかくて、進は自らが高揚しているのを隠すことができなかった。
「ど、どうしたの?」
「いえ、柔らかそうだなあって思って」
くすくすと笑うと、彼は参ったなあと言って後ろ手で頭をかいた。こんなことで簡単に顔を赤くする彼こそが誰よりもかわいらしかったが、進はそんなことをおくびにも出さずに微笑んでみせる。もちろん、彼にいちばんかわいいと思ってもらえる表情で。案の定満更でもないという顔をした彼に満足して、進は笑みを深めた。自分の容姿が他者よりも優れていることは幼い頃から承知していた。
「じゃあ、また部活で」
手を振って彼と別れる。教室を出る時、さっきの女が目に入った。べつにこの女だけではない、彼に害を為すものはすべて嫌いだ。だから、安心してくださいね。女と目の合った進はにっこりと微笑み、上機嫌で廊下を歩いていった。
了
ーーーーーーーーー
信じてほしいんですが、私は進くんのことが大好きです。
さっきまでそんなことを考えていたのが嘘のように、煮えたはらわたがひっくり返るようだった。べったりと耳につく高い声を上げた後で、女生徒が先輩の肩に触れたのだ。それに嫌がる素振りどころか、初心な先輩は困ったように顔を赤くしてみせるものだから、進は舌打ちしたい気分だった。こんなことなら、さっさと声を掛けてしまうべきだった。女特有の高い声は、いつまでも耳に纏わりついて気に障る。女が、彼の名前を呼んだ。もう一度。何がそんなに楽しいのか、女は嬉しそうに笑ってみせた。
「パワプロさん」
「あ、進くん」
自分の顔を見つけた彼の表情が綻ぶのを見て、進は優越感に笑みを浮かべていた。そうだ、もっとよく見ておいた方がいい。お前といる時に、彼が一度でもこんな顔をしたことがあるものか。後輩の訪れを察したらしい女は、またねと手を振って自分の席に戻っていった。その言葉のなんと苦々しいこと。それでも進は良い子に振る舞う方の自分になって、女にぺこりと頭を下げた。もちろん、かわいらしい後輩の顔でだ。彼の前では、誰よりも健気で慎ましい後輩でいなければならない。
「進くん、どうしたの?」
「さっきたまたま廊下で監督と会って、先輩にも伝えてほしいと頼まれたんです」
本当のことだった。上級生にも伝えてほしいということだったので、もちろん兄のところへ行っても良かったのだが、これ以上の口実はないと思ってここにやって来た。部活動以外の時間に彼と会える機会は貴重だった。
「そっか。わざわざありがとう」
伝言を伝え終わると、彼は子供のような屈託のない顔で笑った。教室で見る彼の笑顔はいつもより眩しくて、進は単純に胸を高鳴らせる。好きだと思った。思わず見つめていると、彼の方が首を捻る。どうかした?答える代わりに、進は試しに彼の頬をつつくように指で押し返してみた。直接触れた頬は想像していたよりもずっと柔らかくて、進は自らが高揚しているのを隠すことができなかった。
「ど、どうしたの?」
「いえ、柔らかそうだなあって思って」
くすくすと笑うと、彼は参ったなあと言って後ろ手で頭をかいた。こんなことで簡単に顔を赤くする彼こそが誰よりもかわいらしかったが、進はそんなことをおくびにも出さずに微笑んでみせる。もちろん、彼にいちばんかわいいと思ってもらえる表情で。案の定満更でもないという顔をした彼に満足して、進は笑みを深めた。自分の容姿が他者よりも優れていることは幼い頃から承知していた。
「じゃあ、また部活で」
手を振って彼と別れる。教室を出る時、さっきの女が目に入った。べつにこの女だけではない、彼に害を為すものはすべて嫌いだ。だから、安心してくださいね。女と目の合った進はにっこりと微笑み、上機嫌で廊下を歩いていった。
了
ーーーーーーーーー
信じてほしいんですが、私は進くんのことが大好きです。
のぼせる
のぼせる(主人公×猪狩守)
よく晴れたある夏の日。青い空、白い雲、風ひとつない真夏のグラウンドは灼熱の暑さで、かげろうが立ち上って見えるほどだった。マウンドに立ち、グラブの中でボールの感触を確かめた時だ。鼻の奥からつう、と伝って垂れる感覚は久しく忘れていたもので、それが鼻血だと気付くまで少し時間がかかった。あまりの暑さにのぼせてしまったのだろうかと、そんなことを考えついた間に横から腕が伸びて来て、鼻を拭われていた。
「猪狩、大丈夫か?こんなので、悪いけど」
いつの間にやって来たのか、パワプロが自分の鼻をおさえている。拭った長袖のアンダーシャツはすっかり汚れてしまったが、全く意に介していないようだ。
「上向くなよ。そう、鼻押さえて」
言われるまま親指と人差し指でそこを押さえ、ベンチまで戻ってタオルを掴んだ。監督に向かって、医務室に行って来ますと言ったのは、ボクよりもパワプロの声の方が早かった。
***
「え?なにそれ、そんなことあったっけ」
猪狩ってさ、いつオレのこと好きになったの。そんな馬鹿げた戯言に真面目に答えてやったというのに、質問した当人はさらにふざけたことを言っている。思わず傾けたグラスを一気に飲み干すと、慌てて心配するような声が降ってきた。こんなこと、酔ってでもいなければ言えるものか。チェーン店の大衆居酒屋だったが、 半個室になっているおかげで周りには見えない。ざわざわと騒がしい喧騒だけが遠巻きに聞こえてくる。
「それって、結構昔のことじゃないか?高校生のとき?」
「そうだよ」
「よく覚えてるなあ。ていうか、なんでそれで好きになるの」
「うるさいな。知らないよ。もう黙れ」
「なに急に怒ってんだよ」
恥ずかしいような悔しいような、なんだかそういう気持ちになって、ボクは店員を呼び止めて追加のビールを注文した。おい猪狩、と嗜める声を無視する。
「あー。なんか、だんだん思い出して来たかも。そうだ、紅白戦のときじゃなかったっけ」
「……」
「あ、それこっちのです」
ビールを持って来た店員に礼を言って受け取ったパワプロは、どうやらこれ以上ボクに飲ませてくれるつもりはないらしかった。空いたグラスを片付けている店員に、今度はソフトドリンクを追加で注文している。
「それで、キミは?」
「ん?」
「だから!キミの方こそ、いつボクのことを好きになったんだい」
ボクがわざわざこんな恥ずかしい話をしてやったのだから、当然パワプロにも同じ目にあってもらわなければ割に合わない。そう思うのにパワプロはビールを傾けては首を捻るばかりで、それを見ていたらボクは本格的に腹が立って来た。飲んでいるビールを頭からかけてやりたい気分だ。
「そんなに怒るなよ」
「うるさい。キミのことなんて全然好きじゃない」
「ほんとに?」
正面から瞳がかち合う。真っ直ぐにこちらを見つめるその顔に、弱かった。逸らされることなく向けられる眼差しは柔らかく、結局何も言えなくなる。観念したボクが呟いた言葉に、パワプロが微笑んだ。
「猪狩のこと、きっかけなんて忘れちゃうくらいずっと前から好きだったよ。それじゃダメ?」
そうやってこちらの顔を見ながら、甘えたような声を出す。いつもの手口だと分かっているのに、何も言えなかった。
「猪狩、顔真っ赤。鼻血出すなよ」
キミといるといつもこうだよ。さっき追加で注文したソフトドリンクを受け取りながら、そんなことを考えていた。
了
ーーーーーーーー
この店員は私です♡と言って読んだ人全員白けさせよかな
(すみません申し訳ございません陳謝主守ラブラブパワー)
よく晴れたある夏の日。青い空、白い雲、風ひとつない真夏のグラウンドは灼熱の暑さで、かげろうが立ち上って見えるほどだった。マウンドに立ち、グラブの中でボールの感触を確かめた時だ。鼻の奥からつう、と伝って垂れる感覚は久しく忘れていたもので、それが鼻血だと気付くまで少し時間がかかった。あまりの暑さにのぼせてしまったのだろうかと、そんなことを考えついた間に横から腕が伸びて来て、鼻を拭われていた。
「猪狩、大丈夫か?こんなので、悪いけど」
いつの間にやって来たのか、パワプロが自分の鼻をおさえている。拭った長袖のアンダーシャツはすっかり汚れてしまったが、全く意に介していないようだ。
「上向くなよ。そう、鼻押さえて」
言われるまま親指と人差し指でそこを押さえ、ベンチまで戻ってタオルを掴んだ。監督に向かって、医務室に行って来ますと言ったのは、ボクよりもパワプロの声の方が早かった。
***
「え?なにそれ、そんなことあったっけ」
猪狩ってさ、いつオレのこと好きになったの。そんな馬鹿げた戯言に真面目に答えてやったというのに、質問した当人はさらにふざけたことを言っている。思わず傾けたグラスを一気に飲み干すと、慌てて心配するような声が降ってきた。こんなこと、酔ってでもいなければ言えるものか。チェーン店の大衆居酒屋だったが、 半個室になっているおかげで周りには見えない。ざわざわと騒がしい喧騒だけが遠巻きに聞こえてくる。
「それって、結構昔のことじゃないか?高校生のとき?」
「そうだよ」
「よく覚えてるなあ。ていうか、なんでそれで好きになるの」
「うるさいな。知らないよ。もう黙れ」
「なに急に怒ってんだよ」
恥ずかしいような悔しいような、なんだかそういう気持ちになって、ボクは店員を呼び止めて追加のビールを注文した。おい猪狩、と嗜める声を無視する。
「あー。なんか、だんだん思い出して来たかも。そうだ、紅白戦のときじゃなかったっけ」
「……」
「あ、それこっちのです」
ビールを持って来た店員に礼を言って受け取ったパワプロは、どうやらこれ以上ボクに飲ませてくれるつもりはないらしかった。空いたグラスを片付けている店員に、今度はソフトドリンクを追加で注文している。
「それで、キミは?」
「ん?」
「だから!キミの方こそ、いつボクのことを好きになったんだい」
ボクがわざわざこんな恥ずかしい話をしてやったのだから、当然パワプロにも同じ目にあってもらわなければ割に合わない。そう思うのにパワプロはビールを傾けては首を捻るばかりで、それを見ていたらボクは本格的に腹が立って来た。飲んでいるビールを頭からかけてやりたい気分だ。
「そんなに怒るなよ」
「うるさい。キミのことなんて全然好きじゃない」
「ほんとに?」
正面から瞳がかち合う。真っ直ぐにこちらを見つめるその顔に、弱かった。逸らされることなく向けられる眼差しは柔らかく、結局何も言えなくなる。観念したボクが呟いた言葉に、パワプロが微笑んだ。
「猪狩のこと、きっかけなんて忘れちゃうくらいずっと前から好きだったよ。それじゃダメ?」
そうやってこちらの顔を見ながら、甘えたような声を出す。いつもの手口だと分かっているのに、何も言えなかった。
「猪狩、顔真っ赤。鼻血出すなよ」
キミといるといつもこうだよ。さっき追加で注文したソフトドリンクを受け取りながら、そんなことを考えていた。
了
ーーーーーーーー
この店員は私です♡と言って読んだ人全員白けさせよかな
(すみません申し訳ございません陳謝主守ラブラブパワー)
流れ星がながれたら
流れ星がながれたら
「あっ、流れ星!」
隣を歩く男が、夜の空を指して言う。月のない夜に星々はキラキラと瞬いていたが、友沢が顔を上げた時にはもう、それは見えなくなっていた。
「友沢、見れた?」
「見れなかった」
「そっか。残念だったな」
「今日はやらないのか、あれ」
少し前のことを思い出して、友沢は茶化すように聞いてみた。あの日も、今日みたいに部活動が終わった後、ふたりだけで居残り練習した帰り道だった。あの時も流れ星を見たらしい隣の男は、願いごとを叶えてもらうのだと言って随分と熱心に手を合わせていた。
流れ星が光っている間に三回願いを唱えると、それを叶えてくれるらしい。そういえば、昔幼い弟妹に読んであげた絵本にも、そんなことが書いてあったっけ。確か、流れ星が見えている瞬間には天の扉が開いていて、神様がこちらを見ているから願いごとを叶えてくれるのだと書いてあった。神様なんて、いるわけないのに。絵本を読み上げながら、そんなことを思っていた。
「この前のオレの願いごとはもう叶っちゃったからさ、今度は自分の力で叶えるよ」
「そうなのか」
「うん」
「それって、お前の願いごとって、なんだったんだ」
意味ありげにこちらの顔を見る男の意図が、友沢には分からなかった。黙ったまままばたきを繰り返していると、男が嬉しそうに言う。
「ずっと、ずーっと友沢が隣にいてくれますようにって、お願いしたんだ!」
「……」
「なんだよ、その顔」
なんて返事をしたらいいのか分からなくて、咄嗟に友沢が口にしたのは、実に可愛げのない言葉だった。
「ずっと隣にいるなんて、いつ約束したんだ」
「いてくれないの?」
「……いる、けど」
満面の笑みを浮かべる男の顔が、それこそ星なんかよりもよっぽど眩しくて友沢は困った。顔を見ていられなくて、わざと明後日の方を見る。
「友沢のそんな顔、初めて見た」
「そうかよ」
「もっとよく見せて」
いやだと言ったはずなのに、そっぽを向いて逃れたはずなのに、友沢は簡単に捕まって男の腕の中にいた。
瞼を下ろして二人の影がひとつになる頃、もう一度流れ星がながれていったことに友沢は気が付かなかった。
了
ーーーーーーーーーー
主友好きだなーってしみじみ実感してます
「あっ、流れ星!」
隣を歩く男が、夜の空を指して言う。月のない夜に星々はキラキラと瞬いていたが、友沢が顔を上げた時にはもう、それは見えなくなっていた。
「友沢、見れた?」
「見れなかった」
「そっか。残念だったな」
「今日はやらないのか、あれ」
少し前のことを思い出して、友沢は茶化すように聞いてみた。あの日も、今日みたいに部活動が終わった後、ふたりだけで居残り練習した帰り道だった。あの時も流れ星を見たらしい隣の男は、願いごとを叶えてもらうのだと言って随分と熱心に手を合わせていた。
流れ星が光っている間に三回願いを唱えると、それを叶えてくれるらしい。そういえば、昔幼い弟妹に読んであげた絵本にも、そんなことが書いてあったっけ。確か、流れ星が見えている瞬間には天の扉が開いていて、神様がこちらを見ているから願いごとを叶えてくれるのだと書いてあった。神様なんて、いるわけないのに。絵本を読み上げながら、そんなことを思っていた。
「この前のオレの願いごとはもう叶っちゃったからさ、今度は自分の力で叶えるよ」
「そうなのか」
「うん」
「それって、お前の願いごとって、なんだったんだ」
意味ありげにこちらの顔を見る男の意図が、友沢には分からなかった。黙ったまままばたきを繰り返していると、男が嬉しそうに言う。
「ずっと、ずーっと友沢が隣にいてくれますようにって、お願いしたんだ!」
「……」
「なんだよ、その顔」
なんて返事をしたらいいのか分からなくて、咄嗟に友沢が口にしたのは、実に可愛げのない言葉だった。
「ずっと隣にいるなんて、いつ約束したんだ」
「いてくれないの?」
「……いる、けど」
満面の笑みを浮かべる男の顔が、それこそ星なんかよりもよっぽど眩しくて友沢は困った。顔を見ていられなくて、わざと明後日の方を見る。
「友沢のそんな顔、初めて見た」
「そうかよ」
「もっとよく見せて」
いやだと言ったはずなのに、そっぽを向いて逃れたはずなのに、友沢は簡単に捕まって男の腕の中にいた。
瞼を下ろして二人の影がひとつになる頃、もう一度流れ星がながれていったことに友沢は気が付かなかった。
了
ーーーーーーーーーー
主友好きだなーってしみじみ実感してます
答え合わせ
付き合うって、なんだろう。
隣を歩く男の話に相槌を打ちながら、友沢はぼんやりと考えていた。同級生であり、同じ部活動のチームメイトでもある男は、何がそんなに楽しいのか饒舌に話を続けている。実のところ友沢は全く話を聞いていなかったが、それでも男は普段と変わらない。その様子に焦れるというよりは怒りすら湧いてきて、友沢は自分の感情に戸惑った。こんな気持ちは今まで知らない。知らない感情は持て余すばかりで、消化不良を起こすだけだ。
好きだ、付き合ってほしい。いいよ。そんなやり取りが果たして一般的な交際のスタートに当たるのか否か、その判別すら友沢には難しい。何はともあれ、男の告白に頷いたことだけが、友沢にとって唯一の事実であった。
部活動の帰り道、どうやら今日は寄り道をしていかないようなので、もう間も無く別れ道に差し掛かるところだ。今日の練習は特別疲れたからさっさと帰って身体を休めたかったし、何より家には友沢の帰りを待つ幼い弟妹たちがいる。それなのにこの時間を名残惜しいと思うことが、友沢には不思議だった。
ポケットに突っ込んでいた手に力を込めて、ぎゅうと握りしめる。手を繋ぎたいなんて、どんな顔をして言えばいいのか分からなかった。だって付き合っているのに。付き合うって、なんだろう。今日もまた、言えなかった。分かれ道に差し掛かるこのタイミングで言えるわけもなくて、ポケットの中に突っ込んだ手をもう一度握りしめる。
「ねえ友沢。キスしてもいい?」
顔を上げた時には、ポケットの中の両手を引っ張り出されていて、男の手と繋がれていた。両手を取られ、そのまま男に引かれると、友沢の身体は簡単にそちらへ傾いた。不意打ちのそれに倒れそうになったところを、男が抱きしめる。自分の背中に男の手が回される頃、友沢はその状態をようやく自覚した。
「……これがお前の言う、キスってやつなのか?」
「違うけど!抱きしめたかったのもほんとだし」
語尾が小さくなっていって、その先は聞こえなかった。たぶん、友沢が考えていたことと同じようなことを言ったのだと思う。そう思うと口元は自然と緩んで、友沢は返事の代わりに自分の手を男の首に回した。外が暗くて良かったと思った。こんな顔を見られたら、明日からどんな顔をして会えばいいのか分からない。会えなくなるのは、困る。
「早くしろよ」
「友沢って、ムードとかさあ、そういうのないの?」
「もう待てない」
たぶん、男と友沢が唇を寄せたタイミングは全く同じだった。だから、歯をぶつけた。笑えばいいのか怒ればいいのか、あまりのことに友沢が反応出来ずにいるうちに、再び唇が重なっていた。我慢出来ないのを隠しもしないで、強く押し当てられただけの幼い口付けだった。熱い。それはすぐに離れたが、その瞬間にはまた重なっている。何度も繰り返しているうちに、友沢は頭がぼんやりして何も考えられなくなった。唇の端を男が舐めていったから、友沢は驚いて変な声が出た。その声に男が反応する。二人合わせて、熟れた林檎よりも顔が赤い。
「じゃあ、えっと、そろそろ帰ろっか」
「ああ」
これが付き合うということならば、いよいよ困ったことになったと、友沢は考えていた。
了
ーーーーーーーーーーー
主友を書いたら胸がドキドキザワザワしました。
好きなんだと思います
好きだ
隣を歩く男の話に相槌を打ちながら、友沢はぼんやりと考えていた。同級生であり、同じ部活動のチームメイトでもある男は、何がそんなに楽しいのか饒舌に話を続けている。実のところ友沢は全く話を聞いていなかったが、それでも男は普段と変わらない。その様子に焦れるというよりは怒りすら湧いてきて、友沢は自分の感情に戸惑った。こんな気持ちは今まで知らない。知らない感情は持て余すばかりで、消化不良を起こすだけだ。
好きだ、付き合ってほしい。いいよ。そんなやり取りが果たして一般的な交際のスタートに当たるのか否か、その判別すら友沢には難しい。何はともあれ、男の告白に頷いたことだけが、友沢にとって唯一の事実であった。
部活動の帰り道、どうやら今日は寄り道をしていかないようなので、もう間も無く別れ道に差し掛かるところだ。今日の練習は特別疲れたからさっさと帰って身体を休めたかったし、何より家には友沢の帰りを待つ幼い弟妹たちがいる。それなのにこの時間を名残惜しいと思うことが、友沢には不思議だった。
ポケットに突っ込んでいた手に力を込めて、ぎゅうと握りしめる。手を繋ぎたいなんて、どんな顔をして言えばいいのか分からなかった。だって付き合っているのに。付き合うって、なんだろう。今日もまた、言えなかった。分かれ道に差し掛かるこのタイミングで言えるわけもなくて、ポケットの中に突っ込んだ手をもう一度握りしめる。
「ねえ友沢。キスしてもいい?」
顔を上げた時には、ポケットの中の両手を引っ張り出されていて、男の手と繋がれていた。両手を取られ、そのまま男に引かれると、友沢の身体は簡単にそちらへ傾いた。不意打ちのそれに倒れそうになったところを、男が抱きしめる。自分の背中に男の手が回される頃、友沢はその状態をようやく自覚した。
「……これがお前の言う、キスってやつなのか?」
「違うけど!抱きしめたかったのもほんとだし」
語尾が小さくなっていって、その先は聞こえなかった。たぶん、友沢が考えていたことと同じようなことを言ったのだと思う。そう思うと口元は自然と緩んで、友沢は返事の代わりに自分の手を男の首に回した。外が暗くて良かったと思った。こんな顔を見られたら、明日からどんな顔をして会えばいいのか分からない。会えなくなるのは、困る。
「早くしろよ」
「友沢って、ムードとかさあ、そういうのないの?」
「もう待てない」
たぶん、男と友沢が唇を寄せたタイミングは全く同じだった。だから、歯をぶつけた。笑えばいいのか怒ればいいのか、あまりのことに友沢が反応出来ずにいるうちに、再び唇が重なっていた。我慢出来ないのを隠しもしないで、強く押し当てられただけの幼い口付けだった。熱い。それはすぐに離れたが、その瞬間にはまた重なっている。何度も繰り返しているうちに、友沢は頭がぼんやりして何も考えられなくなった。唇の端を男が舐めていったから、友沢は驚いて変な声が出た。その声に男が反応する。二人合わせて、熟れた林檎よりも顔が赤い。
「じゃあ、えっと、そろそろ帰ろっか」
「ああ」
これが付き合うということならば、いよいよ困ったことになったと、友沢は考えていた。
了
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主友を書いたら胸がドキドキザワザワしました。
好きなんだと思います
好きだ

